第3話

では前回のあらすじを・・・・
 
「『僕の弟にならないかい?』」
「(バトラーどんの方がいいでごわすが)」
「うぁぁぁぁぁぁぁ!やっぱり〜!」
「(あれってもしかしたらテムジンさんが・・・)」
「・・・・・エンジェの奴・・・・
 バトラーどんとふたりっきりなのを良いことにあんな事やこんな事を・・・・・」
「それだけが不安だね・・・・・」
 
それでは本編をどうぞ!
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あ〜・・・・良いお湯だったぁ〜!」
「を!フェイちゃん・・・・色っぽいねぇ〜」
「やだぁ!テムジンさんったらぁ〜!おじさんみたいですよ〜
 もう酔っぱらっているんですかぁ〜?」
「ゴメンね・・もう先にやってます〜!」
「あぢぢぢぢぢぢぢ・・・・・」
「・・・・何やってるんだ?ライデン?」
「いや・・・・鍋を急いで食べたら、口の中火傷したでごわすよ・・・・」
「やだぁ〜!もう、ライデンさんたらぁ〜!」
「こんばんは〜」
「Good−Evening!」
「あ・・・ストライカーさんとサイファーさん!やっと来たぁ〜!」
「いやぁ〜、やっと仕事が終わってねぇ・・・・」
「モウ、ツカレタヨ〜!」
「まま・・・とりあえず駆けつけ3杯!」
「おっとっとっと!」
「プハァ〜!オイシイネ〜」
「はははははははははははは!」
「・・・・・ところで・・・・」
「ん?なに?ストライカーさん?」
「いやね・・・・バトラーとエンジェさん・・・姿が見えないな〜・・・と思って」
「・・・・・・・・・・・・・あ!」
「・・・・・・・・・・・・・あ!」
「・・・・・・・・・・・・・あ!」
「忘れてたぁ〜!」
 
・・・・・・・・(時間はすこし戻って・・・・お昼頃)・・・・・・・・・・・
「うぁぁぁぁぁぁ!エンジェさん!氷竜しまってぇ〜!」
「・・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『せっかく、楽しんでるのに』って、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ〜!」
(きゅぉぉぉぉぉぉぉ〜ん!)
「あっ!氷竜がっ!」
「・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『森の方に・・・・行っちゃいましたね』・・・・って、ゆっくりしてる場合ですかぁ〜!」
「・・・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『追いかけましょうか?』・・・・そうですね!追いかけないと!」
 
・・・・・・・・・(ここは森の中)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お〜い!何処にいったぁ!」
「・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「あの・・・・エンジェさん・・・・それじゃ聞こえないんじゃ・・・・」
(ふるふる)
「・・・・・・(ぼそっ!)」
「『大丈夫ですよ、行き先は判りますから』・・・ですか、
 はは・・・なんだ、それならこんなに大きな声を出さなくても良いですよね」
(こくこく)
「ははははは・・・・・って!行き先判ってるのなら先に言ってくださいよ〜」
「・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『そうなんですか?バトラーさんも行き先が判っているのかな?って思っていました』・・・・
 判っていれば大きな声を出して探しません!」
(しゅん・・・)
「わわ!そんなに落ち込まなくても・・・・で?氷竜達は何処へ行ったんですか?」
「・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『この先に氷竜達の生まれたふるさとの谷があるんです、多分そこに行ったんでしょう』・・ですか」
(こくこく)
「早速行ってみましょう!」
 
「・・・・ここですか?その谷というのは?」
(こくこく)
(しゃぁぁぁぁぁ!きゅぉぉぉぉぉぉ〜ん!きしゃぁぁぁぁぁ!)
「確かに・・・・・・いっぱい居ますね・・・・氷竜が・・・」
「・・・・・・(ぼそっ!)」
「『早速探しましょう』ですか・・・・そうですね・・・・」
(きゅぉぉぉぉぉぉ〜ん!)
(ふるふる)
(きしゃぁぁぁぁぁ!)
(ふるふる)
「(しかし・・・・どうしてエンジェさんは氷竜の見分けが付くんだ・・・・
  どれも同じにしか見えん・・・・・)」
「・・・・・居ましたか?エンジェさん」
(ふるふる)
「・・・・・・(ぼそっ!)」
「『ここには・・・・居ないのかしら?』・・・・って!居なかったらヤバイじゃないですか!」
(こくこく)
「しかも、さっき行き先がわかてるって言ったじゃないですか〜!」
「・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『済んだことは、もう忘れましょう』・・・って・・・」
(こくこく)
「(・・・・・エンジェさんって・・・結構いい性格してるんじゃ・・・)」
「・・・・・・(ぼそっ!)」
「え・・・・『こちらに向かったのは間違いないですから・・・・
 もう一度来る途中の道を探してみましょう』ですか・・・・そうですね」
 
・・・・・・・・・・(再び森の中)・・・・・・・・・・・・・・・・
「う〜ん・・・・いないですね・・・氷竜達・・・」
「・・・・・(ぼそっ!)」
「え・・・『気配は感じるんですが・・・・』ですか?」
(こくこく)
「・・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『ただ・・・この辺はあまり氷竜達も滅多に来ない所なんですよ』・・・そうなんですか?」
(こくっ!)
「・・・・・・(ぼそっ!)」
「はぁ・・・『この辺は地元の人たちが山の動物を捕るために罠を仕掛けている』ですか・・・」
「・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『あの子達が罠にかかっていないか心配で・・・・』って、まさか〜!」
(きゅぉぉぉぉぉぉ〜ん!)
「をい・・・・」
「・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『あら・・・・やっぱり』って・・・・」
(きゅぉぉぉぉぉぉ〜ん!)
「・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『まったく・・・お茶目さんなんだから』って・・・・・
 (違う・・・それは違うと思うぞ・・・エンジェさん)
 で、何だって罠になんか引っかかったんだ?
 お前らは空を飛べるだろうに?・・・と言っても言葉が判らないか・・・」
「・・・・・(ぼそっ!)」
「『判りますよ』って・・・・本当ですか?」
(こくこく)
「で・・・何で罠になんか引っかかったんですか?」
(きゅぉぉぉぉぉぉ〜ん!)
「・・・・・・・(ぼそっ!)」
「なになに・・・・『罠にかかりそうな子供の氷竜をかばったら、自分が罠に引っかかってしまいました』
 ですか・・・・・」
(こくこく)
(きゅぉぉぉぉぉぉ〜ん!)
「・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『子供の竜は大丈夫でしたか?』ですか・・・・」
(しゃぁぁぁぁぁっ!)
「・・・・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『あ・・・・こんな所に』ホントだ!子供の竜が!」
(なでなで)
(しゃあぁぁ〜!)
(がぶっ!)
「うわ!エンジェさんの手が!
 大丈夫ですか?こいつめ!助けてやったのに!」
「・・・・・・(ぼそっ!)」
「え・・・・『この子は怯えているんです・・・そんなに怒ったらさらに怯えてしまいます』
 でも・・エンジェさんの手が・・・・」
(ふるふる)
「・・判りました・・・・」
(なでなで)
(しゃぁ・・・・ごろごろ・・)
「あ・・・」
(にこっ!)
「エンジェさんになついてきた・・・・良かったですね」
(こくっ!)
(ごろごろ)
「ふふふ・・・すっかりなついてきたな・・・」
(にこにこ)
「さ・・・それじゃぁ、谷に戻りましょうか?」
(こくっ!)
(きゅぉぉぉぉぉぉ〜ん!)
「あ・・・・お前のこと忘れてた」
(きゅぉぉぉぉぉぉ〜ん!)
「・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『あら・・・・御免なさい』ですか・・・ははは・・・」
(きゅぉ〜ん!)
「判った判った・・・いま罠を外してやるから」
 
・・・・・・・・・・・(数時間後)・・・・・・・・・
「さて、帰りましょうか?約束の時間よりだいぶ遅れちゃいましたから」
(こくこく)
「じゃぁな〜・・・元気で暮らせよ〜!」
(しゃぁぁぁっ!)
(きしゃあぁぁぁぁぁ!)
 
「さて・・・・遅れちゃったけど・・・怒っているかな?みんな・・・」
「・・・・・・(ぼそっ!)」
「『まぁ・・・しょうがないですよ』はは・・・そうですね
 何とか謝ってみましょう」
(こくこく)
 
・・・・・・・・・・・(集合場所)・・・・・・・・・・・・
「アレ?みんな居ませんね?やっぱり1時間も遅れたから・・・・・宿に戻ったかな?」
「・・・・・・・(ぼそっ!)」
「『多分そうでしょうね・・・・私たちも行きましょう』ですか・・・そうですね」
(こくこく)
 
「あれ・・・宿にもみんな居ないな・・・どうしたんだろ?」
(??????)
 
・・・・・・・・・(場面は変わって、そのころのフェイ達は)・・・・・
「ヤバイでごわす!吹雪いてきたでごわす!」
「えぇ〜!どうしようぉ〜!」
「・・・・だいたい・・・お前達・・・仲間がいなくなったのに良く宴会なんか出来るな・・・」
「あはははは・・・・それは言わないでぇ〜・・・ストライカーさん・・・」
「ところで・・・・テムとサイファーはどうした?」
「ははははははははははははははは〜!」
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」
「テムジンさんは、サーフィンを・・・サイファーさんは変形して飛んでますけど・・・
 2人ともかなり酔っぱらっていましたからぁ〜・・・・・・」
「あ・・・・2人とも・・・・森の方に・・・・・」
「・・・・・ホントでごわすね・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「って!2重遭難してどうするんだよ〜!」
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次回予告
 
「伝説は語る・・・・・・
 C.I.S・・・かつて栄華を誇った理想郷・・・・
 C.I.Sは2つのクリスタルと11人のVR達によって統治され
 タングラムという機械によって繁栄を誇った・・・・
 11人のVR達は公平無比であり、2つのクリスタルはその美しさから
 吟詠詩人の的となった・・・・
 C.I.Sの繁栄は長きにわたって続くかと思われた・・・・
 しかし・・・C.I.Sは一夜にして滅び去り・・・・
 栄華のすべては無に帰した・・・・
 それから数百年の後・・・・伝説は蘇る・・・・・
 新たなC.I.Sの伝説を・・・・・」
 
「・・・・・・・・・・・今度はファンタジーか何かですかぁ?」
「そうなのかな・・・・しかし・・・さすがにP○エ○ジ○のイ○スI・IIを知ってる人は
 ほとんどいないと思うんだけど・・・・」
「だいたい・・・作者もうろ覚えですからねぇ・・・・・」
「まぁ・・・・どっちにしろ・・・・、また予告通りにはならないんだから・・・いいか」
 
※これはあくまで予告であり、実際の話とは異なる場合があります


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