第3.1話
前回の3話で「お約束が少ない」と言われてしまったので(^^;
ちょっと追加します〜
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※このお話は「今夜もあなたとバーチャロン外伝第3話」の追加シナリオです。
事前に「今夜もあなたとバーチャロン外伝第2話」「今夜もあなたとバーチャロン外伝第3話」
をお読みになることをお勧めします。
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「ヤバイでごわす!吹雪いてきたでごわす!」
「えぇ〜!どうしようぉ〜!」
「・・・・だいたい・・・お前達・・・仲間がいなくなったのに良く宴会なんか出来るな・・・」
「あはははは・・・・それは言わないでぇ〜・・・ストライカーさん・・・」
「ところで・・・・テムとサイファーはどうした?」
「ははははははははははははははは〜!」
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」
「テムジンさんは、サーフィンを・・・サイファーさんは変形して飛んでますけど・・・
2人ともかなり酔っぱらっていましたからぁ〜・・・・・・」
「あ・・・・2人とも・・・・森の方に・・・・・」
「・・・・・ホントでごわすね・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「って!2重遭難してどうするんだよ〜!」
・・・・・・・・・・・・(ここは山小屋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・完全に閉じこめられちゃたぁ〜・・・・」
「・・・・まったく・・・・どこかの酔っぱらい達のおかげで・・・・」
「で・・・結局その酔っぱらい2人は何処でごわすか?」
(はははははははははは〜!)
(HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA〜!)
「・・・・・・外よ・・・・」
「・・・もう・・・・ほっとけ・・・・」
「・・・・・それがいいでごわすね・・・」
「それで・・・・これからどうしますぅ〜?」
「まぁ・・・一応小屋の中だし、一晩ぐらいじゃ死にはしないだろう」
「そうでごわすね・・・下手に動くよりは安全でごわすね」
(はははははははははははははは〜!)
(どか〜ん!)
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「あいたたたた・・・・あれ?ここは何処だ?」
「この・・・・・バカたれ〜!」
・・・・・・・・・・・・(十分後)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「で・・・・・・どうするんですか?テムジンさん!」
「ははははは・・・・ほら、今日は無礼講だし・・・・」
「そんなこと・・・・一言も言った覚えはないでごわすが・・・・」
「せっかくの山小屋がねぇ・・・・・」
「ははははは・・・・すみません・・・・・」
「・・・・まぁ・・・すみませんで済んだらぁ・・・警察は要らないしぃ〜」
「そうだな・・要らないな・・・・」
「要らないでごわすねぇ・・・・・」
「おい・・・・みんな・・・目が怖いぞ・・・」
「心配するなテムジン・・・・」
「ストライカー・・・やっぱりみんな・・・許してくれるのか?
そうだよな!酔っぱらってやったことだもんな!みんなありがとう!」
「・・・・・幸い俺達は遭難中だ・・・1人や2人居なくなったところで・・・・
後で聞かれたら『テムジンだけはぐれました』とか言えばいいし・・・」
「をい・・・・」
「そうよねぇ・・・・証拠は残らないですからねぇ」
「あの・・・」
「ワシのレーザーでテムジンを焼けば・・・少しは暖かくなるかもしれないでごわす」
「ををっ!それは名案!」
「ちょっと待て・・・・・」
「みんな!そんなの駄目ですよぉ〜」
「フェイちゃん・・・・君は・・・ありがとう・・・」
「こんなところで死体を燃やしたら、証拠が残っちゃうじゃないですかぁ〜!
やっぱり谷底に落とさないと・・・・」
「げふ〜ん!」
「まぁ・・・・冗談を言ってる場合じゃなくなってきたな・・・これは・・・」
「いい加減・・・寒くなって来ましたぁ〜!」
「そうだよ!こんな事言ってないで、もっと現実的なことを考えようよ!」
「・・・でも、腹の虫は収まらないでごわすが」
「そうだな・・・確かに・・・・ある人が山小屋をぶっ壊さなければ・・・
こんな寒い思いはしなくても済んだしなぁ・・・・」
「・・何かこのままじゃ納得できないですよねぇ・・・」
「ははははは・・・(嫌な予感が)」
「ま・・・ここは・・・これで勘弁しておくか」
「そうですねぇ」
「そうでごわすね」
(ばき!べき!ぼくっ!どかっ!)
「・・・・・・・きゅう・・・・」
「さて・・・・幾分すっきりしたところで・・・・どうしようか?」
「結局問題を先延ばしにしていただけですからねぇ・・・・」
「どうするでごわすか?」
「こういう時には・・・・裸でお互いにくっついて暖めるとかね・・・」
「いやだぁ〜!ストライカーさんたら〜!スケベオヤジみたいですよ〜」
「・・・・・・・・・・・・・」
「はははは・・・・冗談冗談・・・・現実問題として・・・・とりあえず
風だけでも避けられる場所を探さないとね〜」
「・・・・裸・・・・くっつく・・・・」
「あ・・・あそこの木の根本なら風が凌げそうですよぉ」
「・・・・・・裸・・・・」
「ん?どうしたライデン・・・・ ぶつぶつ言って?」
「・・・・裸で暖める・・・・・・」
「???????」
「・・・・・うがぁ〜!もうがマンできないでごわす〜!」
「おい!どうしたライデン?」
「ストライカーどん!ワシが暖めてあげるでごわす!ていっ!」
(すぱーん!)
「って!何脱衣してるんだよ!・・・・おい・・・目が怖いぞ・・・」
「ふふふふふふ・・・・ワシの愛で暖めてやるでごわす・・・・」
「ちょっと待て・・・・」
「ス、ストライカーど〜ん!」
「寄るな〜!・・・まて!早まるな!」
「もう・・・逃がさないでごわす!」
「助けて〜!」
「・・・・・・お約束の一つが今目の前でおこなわれているから・・・・
もう一つのお約束の『寝ちゃ駄目だ!』は、そこでのびているテムジンさんにでも
やろうかしらぁ〜・・・まったく・・・・どうするのよぉ〜!」
「バトラーどんも良いけど・・・ストライカーどんも捨てがたいでごわす〜」
「お前は誰でもいいのか〜!」
「心外でごわす!たくましい男の人がいいでごわすよ!」
「・・・・そういう問題じゃない〜!」