番外編
この前の放送で,大暴れをして捕まったアファ兄弟・・・
無事に釈放され,シャバに出てきた事を喜ぶと共に,
久しぶりということで,場末の酒場に来ていた・・・
「おねぇさ〜ん,とりあえず中生2つと串盛り2人前,あとコーンバターね」
「は〜い」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・兄ちゃん,無事に出てこられて良かったね。」
「まったくだ。
人を無実の罪で拘置しやがって・・・
まぁ,飲もう,バトラー」
「乾杯!」
「しかしお前も,あの番組で良くやってるよなぁ」
「・・・まぁね。最近はいろいろなゲストが来ているから・・・
最初に来た・・・え〜と,そうそうスペシネフ。
結構すごかったらしいね。」
「そうか,そのときお前はハンガーで修理中だったもんな。
あいつが来てからじゃないか?番組がめちゃくちゃになったのは。」
「普段は物静かな奴なんだけど・・・切れるとすごいらしいね。」
「まったく,切れると鎌を振り回すからなぁ,手に負えないよ」
「その辺は兄ちゃんとあまり変わらないなぁ」
「ん,何か言ったかバトラー」
「いやっ!何にも。
で,次の週でフェイちゃんが旅に出ちゃって・・・
変わりに読んだのがエンジェさんなんだけど・・・」
「あの娘もかわいいんだけど・・・ラジオ向きではないよなぁ。
あの回も結構つらそうだったな。」
「まぁ・・・でも評判は良かったみたいだよ。」
「そうか・・・そういえばお前エンジェさんとひなたぼっこしたのか?」
「うん,一応・・・別の作品だけど・・・」
「(何だ,別の作品って?)
それで,次がアジムか・・・・」
「あいつ,いきなり乱入してくるから,びっくりしたよ」
「でも,お前がそういう風に頼んだんだろ?
あのナレーションは聞いてて恥ずかしかったぞ。」
「はははは・・・,しゃれだよしゃれ。」
「お前なぁ,公共の電波を私的に使うなよ・・・」
「はは・・・で次が兄ちゃん。」
「そうだな,あの回もすごかったけどな・・・
結局,いつもみたいに喧嘩しちゃったもんなぁ」
「でも,あの程度で逮捕は無いよね・・・」
「まったくだ」
「そういえば今回は誰が出てるんだっけ?」
(ぷちっ!)
『HAHAHAHAHAHAHAHAHA!Good Evening!』
「これって・・・バルか?やけにハイテンションな奴だな・・・」
「あいつはいつもこうだから・・・ちょっと聞いてみようか」
(・・・・)
『君のベッドの上ならいいだろう?』
「うっわぁ〜〜さむ〜」
「・・・・」
「あれ?兄ちゃん?
ああっ!兄ちゃんが真っ白になっている!
兄ちゃん,兄ちゃんっ!」
「・・・・・・・」
「ちょっと,ここの支払いはどうするんだよぉ〜」
こうしてアファ兄弟の一日が過ぎていくのであった・・・・