あるVRのつぶやき
俺の名はバトラー。
アファームド・ザ・バトラー。
誰だい、プロレスラーみたいな名前でって言っているのは?
ほっといてくれ、俺はこの名前が結構気にいっているんだ。
俺がこの筐体の中に生まれてから結構たつが、最近はなかなかお呼びがかからない。
昔は結構お呼びがかかり、熱い近接戦を繰り広げていたもんだが・・・
すまんな、ちょっと愚痴が入っちまったようだな。
おっと、お呼びがかかったようだな。
エレベーターで下ってと、
いかんいかん軍人たるもの出撃の時には敬礼を忘れちゃいけないな。
さ〜てパイロットはと・・・こいつか。
最近はこいつにしか呼び出されていないな。
こいつは、とにかく開始早々ライダーキックを出しやがるからな。
しかもねらった獲物はしつこく追い回すし、まるで犯罪者のようだぜ。
ま、こいつの戦い方は嫌いではない。
「超格闘対応機体」の異名を持つ俺が遠距離からシールドを削ってどうする。
そんなことは、兄弟のストライカーに任せればいいんだ。
やはり俺の魂「トンファー」を当てないとな。
今回はCPU戦か・・・相手はテムジンだな。
早速ライダーの準備を・・・
ちょっと待て、何でいきなり近接しゃがみ竜巻なんだ?
しかも、トンファーをねらわず、サッカーボールボムだと?
ああっ!こかしマシンガンも多用してやがる。
どうして遠距離からちまちまとマシンガンで削ってやがるんだ?
こいつ、いったいどうしちまったんだ?
そういえば、最近スペシネフに浮気してやがったな。
俺の戦い方を忘れやがったのか。
みろ、いつもとリズムが違うから、ブラッドスまでも行けなかったじゃないか。
お前は、お前のやり方があるだろう?
自分を見失わないことだな。
今日はこれで終わりだろう、ゆっくり休ませてもらうぜ。
お前も明日までに自分を見つめ直してこい。