「kanon」Key 1999年作品)
 
『わたしの名前、まだ覚えている?』
『起きないから、奇跡って言うんですよ』
『春がきて・・・ずっと春だったらいいのに』
『・・・私は魔物を討つ者だから』
『・・・約束、だよ』
 
 雪深い、とある街での出来事・・・
主人公は数年ぶりにこの街に帰ってきた・・・・
そこには数年ぶりに会う従姉妹の姿があった・・・
過去に、この街で過ごしたことがあるはずなのに、
そのことを覚えていない主人公・・・・
一体、過去に何があったというのか・・・・
 
 この作品は主人公の思い出の物語・・・
と言ったらいいのでしょうか・・・
数年ぶりに戻ってきた街で色々と起こる出来事
それに伴う失われた「思い出」を思い出していく・・・
それが楽しいことなのか、それとも悲しいことなのか・・・
それは是非プレイをして確かめてください
 
では、恒例の(笑)良いところ・悪いところを・・・
 
<良いところ>
 
 1)なんと言ってもストーリーが素晴らしい
   やはりゲームはこれに尽きる・・と思うのですが(^^;
   エンディングに向かってどんどん感動していく・・・
   下手な映画より、小説より、某超大作RPGより(爆)
   素晴らしいストーリーです
 2)音楽が良い
   この作品のBGMは「綺麗」なんですよね・・・
   ストーリーとBGM・・・この2つが感動をもたらします
 3)さくさく進む展開
   内容が薄い・・と言うわけではなく、「嫌らしい選択肢がない」
   と言うことです
   そのため純粋にストーリーを楽しめます
 4)心に残る、台詞が多い
   良いですよ〜!ついつい納得できる台詞とか有りますから(^^;
 
 
では、
<悪いところ>
 「無い」・・・と書きたいんですが少しだけ(^^;
 
 1)キャラクターに若干癖がある
   性格と言うより「絵」ですけど・・・・
   ちなみに私は「大好き」です(爆)
 2)やはり「声」が欲しかったかな?
   DC版で発売されるんですが、「声無し」で先にやってしまうと
   後から声が付いたとき、違和感を感じるんですよねぇ〜(^^;
 3)このゲームこそ「18禁シーン」はいりません
   ・・・だって・・・18禁シーン見なくても1人以外はクリアできるし(^^;
  (なお、この作品は18禁シーンを除いた「全年齢対象版」もあります)
 4)川○舞のシナリオが若干判りづらい
   エンディングへの流れが・・・いまいち把握しづらかったです
   まぁ、自分なりの解釈が出来るから、それはそれで良かったんですが(笑)
 
 このゲームは私の中のBEST1なソフトです
とにかくやってみる価値はあります・・・というか、やらなきゃ損です(爆)
このゲームは俗に言う「ギャルゲー」を毛嫌いしている人に、是非やってもらいたいです
ギャルゲー云々なんて言うのが馬鹿馬鹿しくなると思いますよ
 
<動作環境>
 Windows95・98が正常に動くこと
 CPU:Pentium75Mhz以上(推奨166Mhz以上)
 ビデオ:640×480/16bit/ハイカラー/6万色表示可能な事
     (推奨640×480/24or32bit/フルカラー/1600万色)
 CD :2倍速以上(推奨4倍速以上)
 メモリ:16MB以上(推奨48MB以上)
 HDD:250MB以上


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