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後付け型食器洗い乾燥機の設置のポイント

器具の取り付け自体は簡単ですが

取り付け前に確認するポイントがあります。

後付けタイプは収まりの問題が出てきます。

特に水道接続と電気配線はお気をつけ下さい。

@     食洗機のシンクへの取り付け位置。

通常向かって左付けが多いですが、都合の良い所をご検討下さい。

システムキッチンは幅600mmですが

旧式キッチンには幅450mmもあります。

機種により給排水位置が違います。

発注時に確認が必要な場合があります。

なお、左付けの多い理由は、蛇口の左が給湯蛇口でお湯を取りやすいためです。

水蛇口注水の場合、電熱でお湯にするためコストがかさみます。

次に設置場所が蛇口から近いか確認下さい。

遠い場合別途ホースが必要となります。

付属ホースは900mm位まで対応できます。

排水ホースはシンクにたれ流しになります。

また、設置場所をコンロの近くに置くのは避けましょう。

150mmは最低離す必要があります。


A    給水接続の注意点

給水には既存蛇口を一度外し、給水カプラーを取り付けます。

そのため工事中は断水しますのでご注意下さい。

蛇口の種類、給水の温度、接続方法によりカプラーを選択します。

蛇口の種類は、蛇口本体のメーカー品番からわかります。

お客様に事前にご判断ご確認頂きたいのは蛇口の共に給水の方法と接続方法です。

給水方法

食洗機はお湯で洗浄します。

その為基本的に給水は給湯蛇口より分岐させます。

その際60℃以下に設定可能な給湯機であることが条件です。

60℃以上固定給湯機の場合専用カプラーが必要です。

給湯の無い蛇口の場合、水を給水し本体の電熱器によりお湯にします。

ご自宅の給水方法がどれにあたるか、なるべくご確認下さい。

接続方法

後付け食洗機は水周りに置く為、長期に使うとどうしても

ホース周りに水垢、カビが付着しがちです。

簡易でつけられる露出方式の弱点です。

どうしても、困るという場合製品によっては

以下の方式が選択できます。

シンク天板に穴を開け給水もしくは給排水ともシンクの中にもぐらせ給排水管に繋ぎます。
ただ、工法として様々な制限があるので合わない場合が多いです。

またシンク下収納が潰れたりします。

また工事費・材料費がかなりかかります。

なにより現場の状況確認が必要になります。

B電源確保

忘れがちなのが電源の確保です。

食器洗い乾燥機では1500Wレベルまで必要となります。

ご自宅の引き込みアンペア・キッチンの分岐容量を知る必要があります。

ご自宅の電気製品の使用状況を踏まえましてコンセントをご選択下さい。

なるべく本体近くがよろしいとは思います。

尚メーカーは15A以上用専用コンセントを推奨しています。

定格最大とは、水による注水でお湯を沸かして洗浄した場合と考えられます。

その為使用方法によっては大きな負荷がかからずにご使用頂けると思います。

<設置参考例>






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