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給湯機の動作原理

給湯機が動かなくなった?
あれ、火がつかない?

このような時、簡単な給湯機の動作原理を
知っておられると故障なのか操作ミスかご判断が簡単になります。



給湯機の点火手順
(一般的なタイプ)

ガス開・水道開・電気ON状態にて。

電源より電気供給ON

リモコンスイッチON

給湯栓開
(水道水注入)

各種温度センサーチェック

燃焼用ファンON
(最初の大きなファン音)

安全装置チェック

点火装置ON
(バチバチという音)

ガス弁開

点火

燃焼

安全装置チェック

連続燃焼



多くの給湯機がこの様な手順を踏んで点火を行っております。
故障診断では多くの場合、動作確認として音を基準に判断しています。

水注入→燃焼ファン→点火プラグ→燃焼

の4段階の音が発生します。
どの音までしているのかで故障・操作ミスの場所がわかります。


うんともすんとも言わない。

この様な場合、燃焼ファンの動作がない・給水もないと言うことで
それ以前のどこかの部分に問題がある可能性があります。

水道栓の開け忘れ、電源の入れ忘れかもしれませんし、
リモコンの不良、電源不良、給水不良、温度センサー不良かもしれません。

コポコポ水の音がするが、ファンが回らない。

温度センサーの不良が疑われます。

ウーーンという音はするが、バチバチ言わない。

安全装置が作動、もしくは不良。

バチバチ言うけど火が着かない。

このような場合、ガスの供給がないのかも知れませんし、
ガス弁の機能不良かもしれません。

火がつくけどすぐ消える。

燃焼中に安全装置が働いている可能性あり。




この様に、給湯機は手順を追って点火を行っております。

調子がおかしい時、今一度ガス・水道・電気の状態をご確認頂き、
やはり全く動かない際は販売店にご連絡くださいませ。

なお、点火の為に多くの給湯機が電気スパークを使用しております。
(湯沸し機では乾電池・バランス釜は手動着火式)

その為、停電時には給湯が不能になりますのでご注意下さい。



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